twitter文芸部のつぶやき

フォロワー募集中!

オフィシャルアカウント

部員のつぶやきはこちら

現在の閲覧者数:

ちぇまざきの創作スタンス

たとえ話で恐縮です。
コウモリは、超音波で障害物を避けるそうです。
音波が物に当たって跳ね返ってくる感覚を頼りに、くらやみを飛ぶ。

ですが、その音波たるものが、果たして彼にはどう聞こえているのか。
それとも目に映像として見えているのか、もしくは何も感じていないの
か。
想像すれど、彼にだけ分かっているというその「感じ」。
この「感覚」たるものは永遠に分かることはなさそうです。
コウモリは喩え話も出来ないし、抑揚をつけて語る事もないでしょう。

私たちはクオリアの差異を埋める事の出来ない寂しい存在です。
その隙間に真綿のように差し挟めるようなものが文芸であれば良いかな
と思います。