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特集『わたしの愛する作家たち』

特別企画:アンケート「わたしの愛する作家たち best5」

部員(ほぼ)全員の過剰な愛が炸裂するアンケートになりました。

 


作品

 

評論「古井由吉と「家ならざるもの」」(78枚):日居月諸

 フロイトは一九一九年に発表した論文「不気味なもの」において、美学研究が「美しく偉大で魅力的な、つまり肯定的な種類の感情やそれが生まれる条件、それを起こす事象の方」を好んで取り上げるばかりで、嫌悪の元となる不快な感情は取り上げないとし、それを埋め合わせるために不気味なものに対する分析を展開している。……

 

エッセイ「感じれば、自然に言葉は」(9枚):新嶋樹

 ちっとも集中しない読者である。

 本を開くとしよう。一行、二行と読むだけでもう本を閉じようかな、という気分になっている。……

 

エッセイ「集積回廊1」(31枚):Pさん

 作家の話に移る前に、たった今本を読んでいて目に入った言葉を転写しておきたい。この人は専業作家ではない。ものかきとして生きている人ではない。似て非なるちがう生き方をしているのだが、それにしてもこの書き、読み、話し、聞くことへの洞察はものすごい。……

 

エッセイ「知的遊技場」(6枚):彩

 佐藤亜紀の小説は、一般に難解だと言われる。

 それは、本人があえて、その作品の時代設定や場所を、明確な記号や名称で説明しないからだ。加えて登場人物の内面描写もあまり行わないので、おのずと読者は襟を正して読むことになる。……

 

エッセイ「江國香織と文体について」(12枚):蜜江田初朗

 「好きな作家は誰?」と聞かれたら、江國香織と村上春樹と吉本ばななと、必ずこの三者を答えるようにしている。それは習慣でもある。でも例えば今は「川上未映子」を付け足したい欲だってある。けど習慣はそれを超える。……

 

エッセイ「流言飛語」(6枚):うさぎ

 このエッセイを書いているのは三月九日の深夜二時四十九分。規則的に飲んでいる精神安定剤も切れて躁転した状態で書いている。……