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新しい文学へむかって

   

句集「夜食」:イコ

「観察」することに徹することで、はたして何が見えてくるのか。主体は感覚へと意識を寄せ、焦点はひらかれる。日常の中で見過ごされてきた輝かしい光景が、俳句という限られた言葉の中に折り畳まれていく。

 

詩「詩3篇」:る

チャックベリーが引き金に手を掛け蝸牛を狙う様をヘミングウェイがエビを食べ見つめている。くっきりした情景とひりつく語感がカチあう衝撃にやられ沼へ落ちたあなたは、優しい怪物に抱きとめられるだろう。

 

 

 

小説「アンファンテリブル」:崎本 智(6)

言葉に魅入られてしまった者のみが書ける小説である。ひりひりするような「あこがれ」を背に乗せた言葉たちが、巨人のように重く、自由に、小説世界を行きかい続ける。

 

小説「言葉遊び」:Rain坊

あのRain坊が脳内をフル回転して送り出す

一文字も加えられない緊迫感の中で

生み出した作品「言葉遊び」

えっ!?と驚くまさかの罠

お楽しみください!!

 

小説「意思のゆくえ」:小野寺 那仁

誰もが現実に対して歯がゆさを抱えているが、それを言葉にすることもできないので周囲との軋轢は止まず、強すぎる意思だけが空回りして今日もまた青春は滞ったまま進まない。

 

小説「黒い秋の訪れに」:安部 孝作

或る日、工場勤務の青年は不気味な夢を見た。それは現実に起き、彼は負傷した。工場主に不釣り合いな謎の美女!妖気漂う中華料理店と常連客。実存的な夢魔の世界が描かれる。