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四年:大羽 左膳

なんの病気

「老いのうた」
忘れた
大正

ってなにですか。

 




肺炎か

本当に増えた

すばらしいもの

そんなもの

そんなもの

愛じゃない

いらない

増えた

増えた

増えた

 

硬直する細胞

した、細胞



ウニ
私も
好きです
病院

味噌汁
薄かったでしょう

ウニが
好き
なのは

だけです。

愛です

生まれました

死にました

死にました

生まれません

「みずうみを数えるひと」

「湖畔を歩く人」

「愛はない」

肖像

肖像画

「誰?」

「向こうだよ。」

「ありがとう」

銀河

銀河

立派で
ない

、ぎんが

ストーン

「銀河」

「ほし」

「の」

「うみをください・」

くず

「銀河」

「うみ」

「ほし」「ありません。」
己、

また、
生きている

「はい。」
意味
とか、
そういう

「ぎんが」

「ほしたち・」
「生。」
であります。

十八歳、
「比良八荒」
の季節、

「爪が割れました。」


おります。

白いベッドで
どこか白くなった
「おじいちゃん。」
最後に
言ってくれた
言葉が聴き取れなかった
まま、
四年

「死ねません」
「です」。